マシンピラティスの先生もしてます
​
今も通ってくださっている
65歳のクライアントさん
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通い初めの頃は
全く運動をしていなくて
体はガチガチ
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経験が浅かったわたしには
「サポートが絶対に必要」
そんな考えがあったから
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常に体に触れながら、
近い距離で、
正しく動けるよう調整し続けていました
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それは
1年経っても変わらなかった
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ある時、他の先生から
「なんでいつも触ってるの？？」
って言われて
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「必要だから」と思いながらも
本当にそうなのかな？って
疑問がよぎったんです
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わたしはこのクライアントさんを
「サポートが必要な方」と思っていたけど
ちゃんと”今”を見れているのだろうか？
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そう気づいて、
次のセッションでは、
少し離れた位置で動きを見てみました
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すると、
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以前はできなかった
腹筋のエクササイズが
綺麗にできていたり
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伸びなかった膝が
以前よりも伸びていたり
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クライアントさんが
進化していることが
わかったんです
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そのとき、愕然としました
わたしはクライアントさんの変化を
見れていなかったって
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そして、
クライアントさんに
その喜びを伝えられていなかったって
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申し訳ない気持ちで
いっぱいでした
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「腹筋、すごく綺麗にできていましたね！
膝がよく伸びています！すごいですね！」
と、お伝えしたら
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「そうですか、自分では変化に気づけなくて。
でもね、ピラティスを初めてから
体内年齢が47歳になったんですよ！」
って、嬉しそうに話してくれました
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わたしは、
クライアントさんのもっている力を
過小評価してしまっていたこと
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近くに寄りすぎて
変化に気づけなかったことを
すごく反省しました
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そして、同時に思ったんです
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これって、
自分自身にも
置き換えられるって
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問題の渦中にいると
自分の状態って
見えなくなりますよね
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「自分はダメなんだ」って
思い込んでしまって、
ますますその状況から抜けれなくなる
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でも、2歩3歩と離れて眺めてみたり
思い込みを少しでも緩められたら
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「問題って案外大したことないかも」
「案外状況が変わってきてるかも」
そんな気づきがあったりします
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もし1人では難しいとき
わたしが他の先生の言葉で
気づきを得たように
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客観的に見てる誰かから
「ちょっと離れてみてみなよ」って
言ってもらうことも
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​
大きな助けになるのかもしれません
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このままじゃいやだけど
どうしたらいいかわからない
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そんなもやもやの渦中にいるなら
ちょっと離れてみたら？の
助けはいりませんか？
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